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兵庫県立美術館 特別展「没後130年 河鍋暁斎」

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  • 芸術文化

幕末から明治初年にかけて活躍した河鍋暁斎(1831-89)は、幅広い画業で知られています。歌川国芳から浮世絵を学び、また狩野派にも入門し伝統的な官学派の絵画を学ぶ経歴を持つ暁斎は、当時の画家や日本に滞在・居住していた外国人との交流のみならず、寺院や神社、版元・出版社、料亭や老舗商店、能や歌舞伎といった広範囲にわたる人たちとの交友・受注関係を培いながら多様な作品世界を展開しました。彼らとの親交のなかで暁斎は時代の状況を敏感に感じ取り、時に体制批判の精神を研ぎ澄まし、また一方で日本的な人間・自然観、身体観、死生観といったテーマを独自の視線で掘り下げ、屏風や掛軸、巻物や画帖といった無数の作品を作り上げました。

同展では、暁斎の多様な作品群を紹介しながら、「写生帖」や「日記」、「下絵」や「画稿」なども展観し、暁斎の「眼」、すなわち見る、捉える、表現するといった制作の様相を企画の照準に据えます。一方で、幕末明治の表現を検証する手がかりとしての「ネットワーク」というキーワードのもと、暁斎が手がけた錦絵や挿絵本、工芸作品なども含めて展観します。すなわち、暁斎の創造力と時代のネットワークを合わせ鏡のように考察することによって、本展は暁斎の作家・作品像を再検証し、その時代的、芸術的意義を問います。
明治中期にはアーネスト・フェノロサや岡倉天心によって西洋近代主義的芸術論が定着します。その観念中心主義のジャンル論によって、「日本画」、「洋画」、「版画」といった分野、そして様式による時代区分も形成されていきます。

同展は、移植によってつくられたジャンルも、江戸や明治という時代区分も軽々と横断する河鍋暁斎の真価を浮き彫りにします。

開催日時 2019年4月6日(土)~2019年5月19日(日)
開催場所 兵庫県立美術館
開催時間 【前期展示:4月6日(土曜日)~ 4月29日(月曜日・祝)】【後期展示:4月30日(火曜日・休)~ 5月19日(日曜日)】
午前10時-午後6時(金曜日・土曜日は午後8時まで) 入場は閉館の30分前まで
アクセス ■電車
阪神岩屋駅(兵庫県立美術館前)から南へ徒歩約8分
JR神戸線灘駅南口から南へ徒歩約10分
阪急神戸線王子公園駅西口から南西へ徒歩約20分
■バス
JR三ノ宮駅から、阪神バス「HAT神戸行き」、神戸市バス「101系統」「29系統」にて約15分、「県立美術館前」
下車すぐ。
料金 一般1,400(1,200)円、大学生1,000(800)円、70歳以上700(600)円、2枚セット券(前売・一般のみ)2,000円
※高校生以下無料
問い合わせ先 兵庫県立美術館
TEL 078-262-0901

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