生野銀山や竹田城跡で知られる朝来市にある穴場リゾート地！
ラグジュアリーなヴィラが並ぶグランピングリゾートやレストラン
地産地消にこだわったオーベルジュなどオープン＆リニューアル続々
朝来市に近年、地域再生が進行中の大注目エリアがあります！
かつては「関西の軽井沢」とも呼ばれた「生野高原」です。
ここ数年、グランピング施設やレストランなどのオープン＆リニューアルが続いて人気急上昇中。
夏休みの旅行にもおすすめの「生野高原」をレポートします。
「生野高原」があるのは、「天空の城」で有名な竹田城跡がある朝来市。
標高600mに位置する生野高原は、ゴルフや段ヶ峰の登山、雄大な自然を目当てに多くの人が別荘を構え、40年程前までは人気の避暑地だったそう。
そんな生野高原に賑わいを取り戻そうと地域再生がスタート。その中心となっているのが、2020年7月にオープンした「SUGOMoRI(スゴモリ)リゾート生野高原」。
大自然の中に、加古川出身の建築家・庄司圭介さんが手掛けたお洒落なヴィラやコテージが並ぶグランピングリゾートです。
空き別荘を買い取って４棟でスタートしたリゾートは順次拡大し、現在は20棟もの宿泊棟が並んでいます。どの建物も個性的なデザインで全く違った雰囲気。
例えば、1番人気のツリーハウスは、子どもが夢見る秘密基地をテーマに、5本の杉の木の間に造られた建物で、「SUGOMoRIリゾート生野高原」のシンボルの建物。
中は3層のフロアで構成され、ツリーハウスでありながら、ジャグジーやアウターリビングまで備えたラグジュアリーなヴィラになっています。
他にも、内部空間と外部空間の一体感を演出したロフト付きの棟や、星空が眺められるように全面ガラス張りのドーム棟など、フォトジェニックな建物が揃っています。
全棟に、シャワー又は浴室とエアコン、専用のBBQスペースも設置。大自然の中でゆっくりプライベートな時間が満喫できるので、カップルや家族連れに人気だそう。
敷地内にある両面鏡張りの展望台からの眺めも絶景です！
地元なのでなかなか宿泊する機会がないんですが、私はここで女子会がしたいなって思ってます。
「SUGOMoRI リゾート生野高原」のチェックイン場所は、「生野高原カントリークラブ」のフロント。こちらのゴルフ場とのパックプランもあるので、ゴルフ旅行も人気。
リゾート内には、自然派レストラン「THE PERCH (ザ・パーチ)153」もあります。
広々としたテラスのあるリゾート感溢れる店内で、近郊の農家さんから仕入れる無農薬野菜やジビエなど、地元産食材をメインにした窯焼きピザやパスタなどが頂けます。
オーガニックコーヒーや手作りスイーツなどカフェメニューも豊富にスタンバイ。
写真はランチの「パスタセット」1,870円（税込）。前菜盛り合わせ、スープ、選べるパスタに、ドリンクとデザートまで付いたお得なセットです。
2022年には屋外BBQサイト「BBQ LEAF（リーフ）」もオープン。
手ぶらで楽しめるバーベキュープランが1名3,740円（税込）～あるほか、食材・飲料持ち込みでの利用も可能です。※BBQブースの基本使用料が別途必要
2023年春、宿泊施設付きの老舗レストラン「KASSEL（カッセル）」もオーベルジュとしてリニューアル。
生野高原の中腹に1979年創業。クラシカルな雰囲気が素敵で、地元民にとっては「記念日やお祝いなどの特別な日に行くレストラン」。お料理もとっても美味しいんです。
支配人の浅野晋さんによると「関西の迎賓館」をイメージして建てられたのだとか。
《浅野さん談》『親会社のタクミナはこの生野の地で創業した上場企業で、当時炭鉱の町だった生野には来客をもてなせる施設が何もなかったんです。そこで、おもてなしができて、地元の活性化にもつながるような施設を目指して開業したんです』。
山々の雄大な眺めが広がる空間で提供されるのは、但馬牛や八鹿豚、地元農家さんの野菜など、できる限り地場食材にこだわった料理の数々。ランチは手軽な洋食が、ディナーは創作フレンチのコースが中心。
《浅野さん談》『長年、地元の方々に親しんで頂いているレストランなので、地産地消を意識して季節ごとの食材を選定し、地元産で質の良い食材を仕入れ、一から丁寧に手作りし、飽きることのないおいしさを提供したいと思っています』。
この日頂いたのは、私が大好きな「玉井くんの経産但馬牛ハンバーグランチ」2,500円（税込）。※1日10食限定
肉汁がたっぷり溢れ出る、肉々しくて贅沢な味わいのハンバーグなんです。
先日、海外からの友人をこちらでおもてなししたんですが大好評でした！
ランチメニューでは、昭和30年代の炭鉱社宅で食べられていたハヤシライスをアレンジした「銀山町の復刻版 但馬牛のハヤシライス」1,300円（税込）も人気だそう。ハヤシライスは生野町の名物B級グルメなんですよ。
但馬牛が堪能できる「但馬牛ステーキ重」2,100円（税込）～もあります。
全室リニューアルされた客室は、木の温もり感が魅力のシンプルなデザイン。
アメニティにもこだわり、特にタオルは「万が一赤ちゃんが口にしても大丈夫」と話題のオーガニックコットン100％の今治タオルです。
敷地内に新たに車中泊「RVパーク」もオープン。一律1泊平日2,500円（税込）、土日祝日2,970円（税込）。
生野高原から最寄り駅のJR生野駅へは車で約10分、駅周辺には、江戸時代から続く「生野銀山のまち」が広がり、歴史的な銀山跡や鉱山の遺構をめぐる散策が楽しめます。
JR生野駅舎内に朝来市観光情報センターもあって便利。
「生野まちづくり工房井筒屋」は、カフェやお土産物販売のほか、お抹茶体験などもできる観光施設。
お土産には、朝来市に生息する特別天然記念物・オオサンショウウオをテーマにしたものがたくさんあるんですが、中でも着物の生地を使って一つずつ手作りされた抱き枕は、可愛くて抱き心地も良くて私のお気に入りです♡
その他にも、大正９年（1920年）に完成した市川沿いの「トロッコ軌道跡」や、「口銀谷銀山町ミュージアムセンター（旧浅田邸・旧吉川邸）」は、ノスタルジックで素敵な写真が撮れるフォトスポットですよ。
生野銀山に加え、竹田城跡も近く、生野高原から車で約30分。
色んな楽しみ方ができる朝来市の生野高原に遊びに来てください。
DATA：
◇ SUGOMoRI(スゴモリ)リゾート生野高原
受付（フロント）：生野高原カントリークラブ
兵庫県朝来市生野町栃原1784-29
Tel：050-8888-7981（平日10:00～17:30）
https://sugomori.hyogo.jp/
◇ THE PERCH (ザ・パーチ)153
兵庫県朝来市生野町栃原1784-153
Tel：0796-68-9885
営業時間：ランチ11:00～15:00（LO14:00）、カフェ14:00～17:00（LO16:00）
定休日：月曜（祝日の場合は翌日）
https://www.perch153.com/
◇ 生野高原オーベルジュ KASSEL（カッセル）
兵庫県朝来市生野町栃原1784-302
Tel：079-679-4288
営業時間：
レストラン/ランチ11:30～14:30（LO14：00）、ディナー18:00～21:00（LO19：00）※ディナーは完全予約制（3日前までの要予約）
宿泊/チェックイン14:00～18:00、チェックアウト10:00
定休日：月曜（祝日の場合は翌日）
客室数：5室
https://www.kassel.jp
◇ 生野まちづくり工房井筒屋
兵庫県朝来市生野町口銀谷640
Tel：079-679-4448
開館時間：9:00～17:00
定休日：月曜（月曜が祝日の場合は翌日）および年末年始
入館料：無料
https://www.izutsu-ya.com
◇ 口銀谷銀山町ミュージアムセンター(旧浅田邸)
兵庫県朝来市生野町口銀谷619-2
TEL：079-670-5006
営業時間：9:00～17:00
定休日：月曜（月曜が祝日の場合は翌日）および年末年始
入館料：無料
https://asadatei.wixsite.com/museum-center
◇ 朝来市観光協会公式サイト
https://asago-kanko.com/
◇ 朝来市観光情報センター
兵庫県朝来市生野町口銀谷229番地5（JR生野駅舎内）
Tel：079-679-2222
営業時間：9:00～17:00
定休日：12月29日～1月3日
https://asago-kanko.com/spot/10514
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掲載日：令和7年7月11日
