約300mの海辺の回廊で4つの宿が繋がり、8つもの大浴場がめぐれる
洲本温泉で大人気の「ホテルニューアワジ」最新レポート!
関西屈指の温泉リゾートとして注目度上昇中の洲本温泉に行ってきました!
洲本温泉は淡路島の東側、大浜海岸から古茂江海岸に広がっています。海辺に温泉宿が建ち並び、海あり、温泉あり、美食あり、さらに釣りをはじめ海水浴などのアクティビティも多彩な温泉リゾートです。
洲本温泉で特に魅力的なのが、海が一望できるお宿。
オーシャンビューの温泉を備えたホテルや旅館がたくさんあって、絶景が自慢の個性的な温泉をめぐることもできます。
今回訪れたのは、洲本温泉を代表する「ホテルニューアワジ」。
絶景温泉めぐり、美食、さらに私が好きな釣りも一年中楽しめる大人気のホテルです。
「ホテルニューアワジ」の嬉しいポイントは、海辺の回廊で隣接の3つのグループホテル「夢泉景」「夢泉景別荘 天原」「花季」と繋がっていて、それぞれの温泉や施設を利用できること。
チェックイン後、まずは釣り場のチェック!
ホテルニューアワジグループには釣り体験ができる場所が2か所あって、グループのどのホテルに宿泊しても利用できます。
1つ目は、ホテルニューアワジのプール横にある専用桟橋。
桟橋は、釣り具の持参OKなので竿やエサを持ち込めば無料で釣りができます。
フロントで釣り具セットを借りることもできるので、初心者も手軽に挑戦できますよ。
竿1本+エサ(オキアミ)セット800円・エサのみ1パック600円。※すべて税込
私は釣り初心者で撒き餌をまいて魚を寄せるサビキ釣りしかしたことがないのですが、今日は借り竿でちょい投げ釣りに挑戦。透明度の高い海中にはイカがたくさん泳いでいるのが見えて、それだけでテンションがあがります!
夏から秋に釣れるのは唐揚げに良いサイズの小さなアジやサバ、秋から冬はカワハギやグレ(メジナ)が旬だそう。運がよければタコが釣れることもあると聞いてビックリ!
初心者から上級者まで幅広いレベルで釣りが楽しめるので、ファミリー層にも好評だそう。
釣りは日の出から日没までできるので、フロントで聞いて潮の良い時間帯をチェックしておくのがポイントですね。
桟橋は宿の目の前なので、早起きをして釣りをして、その後ゆっくり朝風呂に浸かるのが最高だと思います♪
2か所目は、「夢泉景」にある海上釣り堀で、こちらには鯛が放流されています。
釣り堀の料金は、大人用3,300円、小人用(小学生以下)2,200円、ファミリーセット(大人用1本+子ども用1本)4,290円。※すべて税込
利用時間は日の出から日没まで。もし当日に1匹も釣れなければ、翌日も釣って良いのだそう。釣れた魚の持ち帰りは1人最大7尾。
桟橋と釣り堀のどちらも、釣った魚はホテルのフロントに渡せば、唐揚げやお刺身などに調理して夕食に出してもらうことができます。自分で釣った魚をプロが調理してくれて、その場で頂けるって、まさにここならではの楽しみ。
持ち帰り加工(血抜き・ワタ除去等)をしてもらうこともできます。
持ち帰り加工・調理共に440円~。持ち帰り用・発泡スチロール1箱…1,100円 ※すべて税込
▲「夢泉景別荘 天原」の客室「メゾネットヴィラ松樹」
そして釣り好きにイチオシなのが、釣りができる専用桟橋付きの客室。
「ホテルニューアワジ」と回廊で繋がっている「夢泉景別荘 天原」の「メゾネットヴィラ松樹」というお部屋で海を一望できる露天風呂付きの客室です。
▲「メゾネットヴィラ松樹」のプライベートデッキ
1室しかなくて大人気だそうなので予約は困難ですが、プライベートデッキが設置されていて、そこで釣りができます。プライベート桟橋で朝も夜も釣り三昧で、釣った魚はプロに加工・調理してもらえて、海の様子を眺めながらいつでも自由に温泉に浸かれます。初心者はもちろん、釣り好きにも堪らないはず‼
▲「メゾネットヴィラ松樹」の露天風呂
次に紹介するのは絶景温泉の数々!
「ホテルニューアワジ」は隣接のグループホテルと回廊で行き来できるのですが、この回廊が約300mもの長さがあって、別館も含め5軒の宿と繋がっているんです。
そして回廊で行き来できる館内には、大浴場が8つ‼
ほかにも、貸切風呂や渡し舟でめぐれる姉妹館の温泉など、温泉施設が大充実。
宿泊者はグループホテルすべての温泉が利用できるんです。※貸切風呂は有料
▲ 淡路棚田の湯
どれもこれも個性的で魅力的なんですが、特に人気の湯を紹介します。
まずは「ホテルニューアワジ」の浴場棟「スパテラス水月」にある2つの湯。
「淡路棚田の湯」と「くにうみの湯」。
どちらの湯も、洲本温泉のアルカリ単純泉と、古茂江温泉と呼ばれる自家源泉の塩化物強塩泉の2種類の温泉が楽しめます。
▲ くにうみの湯
「淡路棚田の湯」は棚田を模した三段の湯船が特徴的。
「くにうみの湯」は、木や自然岩をふんだんに配しており、
どちらもオーシャンビューの絶景が望めます。
釣り堀がある「淡路夢泉景」には、インフィニティ露天風呂や波打ち際に配された露天風呂があります。
▲「淡路夢泉景」の展望露天風呂
「ホテルニューアワジ」の屋上には7つの貸切露天風呂があり、回廊で繋がる「渚の荘 花季」にも海の眺めをプライベートで楽しめる貸切露天風呂があります。
大海原に広がる朝焼けや夕焼け、満天の星空。表情を変える大パノラマを、それぞれ違う湯舟から眺めるなんていう、とっても贅沢な湯めぐりもできてしまいます。
▲「ヴィラ楽園」の庭園付き1階客室
「ホテルニューアワジ」の客室は全室オーシャンビュー。
温泉の露天風呂を設えた「ヴィラ楽園」というスイートルームも47室あります。ここには最上階に宿泊者専用のスカイラウンジがあって、一面海のパノラマビューを望みながら、無料のドリンクや軽食が頂けます。
写真は、「ヴィラ楽園」の1階にある庭園を備えた客室。
広々とした客室の先には、庭園と海辺のウッドテラスが続き、海が一望できる露天風呂も備えられています。リピーター続出の客室で、半年先まで予約でいっぱいだそう。
▲「ヴィラ楽園」の客室デッキテラスと温泉の露天風呂
瀬戸内海最大の島である淡路島は、食のクオリティもすこぶる高くて、海の幸から山の幸まで美味しいものがいっぱいあります。
淡路島は古代から皇室や朝廷に食料を貢ぐ「御食国(みけつくに)」として栄えた歴史があるそうなんです。
秋から冬にかけて美味しい淡路鱧(はも)や淡路島3年とらふぐをはじめ、桜鯛、伊勢海老、サクラマス、タコ、ウニ、シラスなど、地元の漁港で揚がる新鮮な海産物が一年中豊富。淡路牛や淡路玉ねぎなど全国的に有名なブランド食材もたくさんあります。
「ホテルニューアワジ」では、そんな淡路島ならではの食材をふんだんに使った料理が頂けます。夕食・朝食ともに客室やプランによって内容が変わり、夕食は部屋食のほか、フレンチレストラン、かまどダイニング「バル淡道」などお好みで選べます。
最後におまけとして、洲本温泉での立ち寄りスポット情報。
洲本城跡のある三熊山のふもとに、足湯施設「洲本温泉うるおいの湯」があります。足湯に入りながら山を望むと、洲本城跡が見えますよ。
淡路島の洲本温泉には、絶景が自慢の温泉が多彩にあって、地元漁港で揚がる新鮮な海の幸をはじめ美味しいものがいっぱい。海の恵みを活かしたアクティビティも盛りだくさんで、充実した島旅が過ごせる温泉リゾートです。
次の旅行、どこに行こうかな〜と思っている人は候補に入れてみてください。
DATA:
◇ ホテルニューアワジ
兵庫県洲本市小路谷20番地
Tel:0570-079922 (ホテルニューアワジグループナビダイヤル9:00~19:00)
https://www.newawaji.com/
◇ 足湯施設「洲本温泉うるおいの湯」
兵庫県洲本市山手2-1-806
営業時間:9:00~20:00
定休日:無休(メンテナンス作業のための臨時休業あり)
無料
https://sumoto-onsen.com/
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掲載日:令和7年10月3日