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旨みがギュ~っと!丹波の牛肉 神戸ビーフにも認定される丹波地域の牛肉の魅力に迫る!!【ぶらり丹波路】

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私がレポートします!

稿
ぶらり丹波路フォトライター
女性
30代
兵庫県神戸市
旅、まち歩き、食べ歩き
写真家兼産業遺産探検家。フォトライター。
カメラと一緒に日本中の産業遺産を制覇するべく旅を重ねています。丹波地域では長年丹波の風景を撮り続けており、今回はアートを手がかりに丹波を巡りました。
著書に「女子的産業遺産探検」(創元社)と「ぐるっと探検★産業遺産」(神戸新聞総合出版センター)がある。
HP:https://www.atsuko-maehata.com

丹波地域の牛

 

 

日本を代表する牛肉の最高峰ブランド・神戸ビーフ。
その素牛である但馬牛(たじまうし)は代々兵庫県内産の但馬牛のみを交配させる「閉鎖育種」という手法で、長年にわたってその血統を守り続けています。
但馬牛の雄(種牛)は兵庫県が管理しており、その中で厳しい基準をクリアした12頭が「基幹種雄牛」に選ばれることになります。 丹波地域からは2017年に丹波市春日町の「丸春土井」が選ばれています。
和牛人気の高まりを受け、2022年度の神戸ビーフ輸出量は77トンと過去最多を記録。 国内外の食通たちを唸らせる但馬牛は丹波地域(丹波篠山市・丹波市)でも育まれているのです。

 

※丹波地域で肥育された牛が全て神戸ビーフになるということではありません。

 

丹波篠山牛とは

 

丹波篠山牛とは、但馬牛を素牛とした、自然豊かな丹波篠山の地で育ち、JA丹波ささやまオリジナルの飼料を主体に給与されている牛のこと。
もともとこの丹波篠山地域では、昔から農耕のため牛が飼われていました。
次第に食用としても育てられることになり、地域特有の寒暖差のある気候や自然豊かな風士、肥育の技術などから、上質なお肉が作られるようになりました。

 

肥育農家に聞いた丹波篠山牛の魅力

 

みなさんは牛肉が私たちの家庭に届くまでの過程をご存知ですか?
今回はJA丹波ささやま肉牛部会の部会長で肥育農家の岸本進さんにお話をお伺いしました。

 

 

まずは牛が産まれて販売に至る過程から。
繁殖農家で雌牛に種付けし、産まれた仔牛を9ヶ月程度育て肥育農家へ販売。肥育農家は上質な牛肉になるよう飼料を与えたり環境に配慮しながら2~3年間育てて出荷。出荷された牛肉は精肉店で販売され、私たちの食卓に並びます。繁殖農家、肥育農家、精肉店が得意分野を生かして連携しているんですね。
目指すのは丹波篠山牛の地産地消。地域で生まれ育った牛肉を地域の方に食べてもらいたい。
長年培われた高い技術力を後世に伝え、おいしい牛肉を今後も継続して提供していきたいという気持ちから、近年では地域の農業高校などで後継者育成にも取り組まれています。

 

Q. 餌へのこだわりはありますか?

A.

牛肉の味はえさによって変わります。丹波篠山牛は、JA丹波ささやまオリジナルの飼料「ささやま21」を与えて肥育されています。肉牛部会が牛の健康を考え、試行錯誤を重ねて作った安全安心の飼料です。

 

 

 

Q. 神戸ビーフ認定率はどれくらいですか?

A.

丹波篠山牛の神戸ビーフ認定率は約93%と高水準です。丹波篠山のこだわりある美味しい飼料を食べて育った牛肉の味は絶品です。※JA丹波ささやま提供(2022年度丹波篠山牛の認定率)

 

◇ 牛屋たなか/肉の文

 

 

丹波篠山牛を味わいたい!ということで牧場・レストラン・直売所まで一貫して運営している丹波田中畜産の牛屋たなかへ。

 

 

店内はログハウス調。
焼肉やすき焼きなど、様々なメニューが楽しめます。
今回いただくのはこちら。

 

 

テーブルにずらりと並んだ霜降りのお肉たち。
1枚目は社長の田中克一さんおすすめの食べ方である、何も付けずにいただきます。

 

 

 

口に入れるとジュワ〜っと広がる肉の旨みと甘味をより感じることができます。
まさに絶品。
「また田中さんのところのお肉が食べたい。」
丹波田中畜産では、お客様にそう思ってもらえるよう、繁殖から提供までを一貫して独自で行っています。牧場では、質の良いお肉が出荷できるように様々な取り組みが行われています。
まずは環境。
丹波篠山市は良質の水や豊かな自然に囲まれており飼育するのにぴったり。
繁殖も行うことで、産まれた仔牛が環境の変化を受けず、のびのびと育つことができます。 また、牛の住環境といえば牛舎。気温管理はもちろんですが、クラシックをかけリラックスして過ごせるようにしています。
そして、常に美味しいお肉が提供できるように熟練のスタッフが日々、愛情をたっぷりと注ぎ、試行錯誤を重ねながら自分たちが納得する肉質になるよう飼育しています。 さらに販売をして終わりではありません。東京のホテルやレストランにも卸しているそうで、売った後も現地を訪れ試食したり、お店がどんなお肉が欲しいかをヒアリングしたりするんだそうです。 丹波田中畜産の一貫は牛が産まれてから販売するまでではなく、お客様の口に届くまで続いているんですね。

 

 

最後までお客様のことを考え抜かれた安全安心で最高のお肉。是非ご賞味ください。

 

牛屋たなかの近くにある肉の文では丹波田中畜産で育てた良質な丹波篠山牛を購入することができます。お家で焼き肉やバーベキューをする方にもおすすめですよ。 

 

 

DATA:
◇ 牛屋たなか
住所:丹波篠山市東吹1818-9
TEL:079-590-1133
営業時間:平日:11:00~14:00/17:00~22:00(LO 21:30) 土日祝:11:00~22:00(LO 21:30)
定休日:火曜日
https://tanba-t.co.jp/meal/

 

◇ 肉の文
住所:丹波篠山市網掛403-2
TEL:079-594-2919
営業時間:平日:9:00~19:00
定休日:水曜日
https://tanba-t.co.jp/meat/

 

 

丹波地域公式ポータルサイト「ふらり丹波路」では、ここで紹介した店舗さん以外にも「旨みがギュ~っと!丹波の牛肉」と題して、他の店舗さんを紹介しております。是非、下記の記事も併せてご覧ください。

 

肉の東門
グルメリア但馬 市島店/安食の郷
丹波地域の魅力的なお店を紹介:飲食店
丹波地域の魅力的なお店を紹介:販売店

 

【HYOGO!ナビ WEBサイト 「ぶらり丹波路」関連ページ】

来て・見て・歩いて 丹波まちめぐり「丹波篠山市 城下町エリア

 

丹波の食・文化・人にふれあう 丹波大納言小豆と旬食材のお菓子作り体験「ゆめの樹」

 

丹波あちこち、よくばりキャンプ「キャンプリゾート森のひととき」

 

掲載日:令和6年1月12日        グルメ

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