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ガイドが教える!神子畑選鉱場跡周辺の必見ポイント

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私がレポートします!

稿
神子畑鉱石の道推進協議会会長 山内隆治郎
男性
70代
兵庫県朝来市
郷土の歴史や古い建造物、樹木の調査・探索をすること。
神子畑区区長をしています。地域活性化を目指し、2011年に神子畑鉱石の道推進協議会も設立。私自身もボランティアガイドをしています。

日本最古の鋳鉄橋や1円電車など見どころ多数

 

 

 

山の斜面に広がる神子畑選鉱場跡(みこばたせんこうじょうあと)には、かつて鉱石を選別する工場がありました。

閉山直前には月間27000tもの粗鉱を処理し、その規模は東洋一と謳われ、夜中も稼働していたことから“不夜城”とも称されていました。

現在は、建屋が解体されて基礎部分が残るだけになっていますが、かつての規模感は未だ残り、大迫力の産業遺産として近年注目度が高まっています。

特に人気なのは、レールや頂上の操作室が現存している「インクライン(傾斜気道)」や、選鉱の最終工程である脱水・濃縮が行われた濾過装置「シックナー」です。

 

 

選鉱場跡には他にもたくさん見どころがあります。

私がボランティアガイドを務める時に必ずご案内するポイントを幾つかご紹介します。

 

 

1つ目は、「シックナー」内の機械の数々。

マルスポンプなど選鉱場でかつて使用していたものがそのまま残っています。柵越しでも見えるので、建物の中もじっくり見てみてください。

 

 

 

2つ目は、天皇家の十六弁の八重表菊、いわゆる菊の御紋が入った「ムーセ旧居」の瓦。

「ムーセ旧居」は、明治5年に生野鉱山に造られた外国人技師ムーセの宿舎を移築した建物で、明治時代、神子畑銀山の事務舎として利用し、銀山閉山後は診療所として使われていました。現在は、選鉱場の模型や写真の展示などをしています。

 

 

 

3つ目は、「一円電車」。明延-神子畑間で、従業員やその家族が利用しました。

運賃が一人一円だったことから「一円電車」と呼ばれるようになりました。小さくてとてもかわいい電車で、中に入ることもできます。

 

 

4つ目は、「ムーセ旧居」のそばにあるサルスベリの巨木。

樹齢約200年で、郷土記念物に指定されています。夏から秋にかけてキレイな花を咲かせます。

 

 

5つ目は、選鉱場跡から少し離れた場所にありますが、「神子畑鋳鉄橋」。

すべて鋳鉄製のものとしては、日本最古の橋で、国の重要文化財に指定されています。川岸におりて、下から見ると手の込んだ橋の意匠がよくわかりますよ。

 

 

 

春になると、選鉱場跡のまわりには桜も咲き誇ります。

明延・神子畑・生野の産業遺産を巡るルート「鉱石の道」には、他にもたくさんの見どころがあります。ぜひ足を運んでください。

 

 

Data:

神子畑選鉱場跡

兵庫県朝来市佐嚢1826番地1

問い合わせ:

朝来市あさご観光協会 

TEL:079-677-2111(平日)

神子畑鉱石の道推進協議会

TEL:079-677-1717(土日祝)

http://mikobata.com/

 

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