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城郭研究家・本岡勇一の兵庫五国の城紹介

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私がレポートします!

稿
本岡 勇一
男性
40代
兵庫県加古郡
お城めぐり
兵庫県生まれ、兵庫県在住のお城マニアです。
建物があるお城よりも、むしろ何もないくらいのほうが盛り上がれます。
最近はたまに城跡の復元CGを仕事で作っています。
兵庫県のお城本も出版させてもらいました。
「ひょうごのお城めぐり」(神戸新聞総合出版センター刊)

兵庫県は古代から中世、近世にかけて多くの城・砦が築かれてきました!

 

兵庫五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)の城・砦を紹介紹介します。

 

■播磨~明石城

明石城は、今年がちょうど築城400周年を迎える節目の年となります。それにあわせて各種イベントが予定されておりとても盛り上がっていくと思いますが、特におススメなのが石垣の景観です。今まで樹木によってうまく見えなかった箇所がいくつもありましたが、このたび思い切った伐採が行われたことにより今まで見れなかった明石城の姿がとても分かりやすくなっています。稲荷郭から東の丸までの東西380メートルに及ぶ石垣のラインがとても美しいです。また二の丸へと上がるルートでは、上から激しい反撃を受けるであろう徹底した堅牢な構造を体感しながら登城することもできます。

 

 

 

■摂津~尼崎城

尼崎にお城(いわゆる一般にイメージされる天守閣があるお城)が築かれたのは、元和三年(1617)戸田氏鉄によるものでした。三重の水堀が巡らされ、本丸には四層の天守が建てられました。今年はその当時の天守を模した建物が完成し、今年は地元の方を中心に大いに盛り上がることと思います。周辺を散策すれば当時の縄張りも確認できますし、今年は一度尼崎城をじっくり見に行ってください。

 

 

■淡路~高崎台場

高崎台場は、幕末に外国船の脅威に対抗すべく日本各地に築造された砲台場の1つです。現在は渡船に乗って成ヶ島に上陸するしか方法はありませんが、高崎台場の魅力を満喫するためには潮の状況を事前にチェックすることが必要になります。それは通常は石垣の半分くらいが海中となっているためです。これが潮が引いたタイミングで訪れますと白い石垣と緑の藻と空の青がとてもきれいなコントラストでSNSにアップされる写真としても使えそうです。普段海中の中にあるせいで、石垣には貝類がびっしりついてるのもここならではです。

 

 

■丹波~黒井城

「丹波の赤鬼」と恐れられた赤井直正がいたお城として知られる黒井城は、遠目からもよく見える石垣が山上に残されている山城です。明智光秀ら織田軍との戦いがあった場所として激しい攻防を想像しながら登城されるとより楽しめるのではないかと思います。山頂では360度の眺望が疲れを吹き飛ばしてくれます。また麓にある興禅寺は明智光秀の家臣、斎藤利三が館として使用していた場所であり、その娘お福が育った場所としても知られています。やがて江戸城大奥の礎を築いた春日局の幼き時代がここにあったのです。

 

 

■但馬~出石城

出石城は、但馬の小京都と呼ばれ城下町情緒がよく残っている観光地としてどの世代の方にもおススメな場所です。時間と体力に余裕のある方はぜひ有子山城への登城にもチャレンジしてください。現在も山上に多く残っている石垣や眼下に広がる素晴らしい眺望はここまで来た甲斐があったと実感していただけること間違いなしです。

 

 

城めぐドットコム
http://www.siromegu.com/

 

 

投稿コメント

  • なめじろう

    2019年04月03日 17:26 PM

    大変興味深く読ませていただきました。
    「兵庫」と「お城」が私の中で、結びつた気がします。
    不便な場所も多いようだけど、行ってみたいと思います。

  • アラスカの風

    2019年04月21日 12:17 PM

    但馬、出石城の南方に中村城址があるのですが詳細をご存知の方いらっしゃいますか?

  • 西飲み屋

    2019年06月26日 18:10 PM

    久しぶりに見たら明石城がめっちゃキレイになってた!!

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