兵庫県立年輪の里は木とのふれあいをテーマにした木工クラフト体験や様々なレクリエーション活動を楽しめる施設です。クラフト館では木工クラフトの手作り体験、木の館では木製展示物の見学や素材の購入が出来ます。また、主催の「丹波の森ウッドクラフト展」は国内随一の木工クラフト作品公募展として知られ、2022年で第34回を迎えます。

「丹波市立植野記念美術館」は、古代ギリシャ神殿をモチーフにした美しい外観が魅力的な美術館です。収蔵品は中国美術・版画・現代美術・パプアニューギニア民族美術品等を中心に約1200点が収蔵されています。収蔵品の大半は実業家である故・植野藤次郎氏より、建物は同氏設立の（財）植野アジア芸術文化振興財団より寄贈されました。また、時期ごとに多彩な美術展覧会も開催されています。（予定はHP掲載）

五大山白毫寺は慶雲２年（７０５）法道仙人により開基された寺です。宗派は天台宗で、本尊には天竺から伝えられたという薬師瑠璃光如来(秘仏)が安置されています。境内には数百匹の鯉が泳ぐ心字池に、人間の世界と仏の世界を結ぶと伝えられている太鼓橋がかかっています。5月の初旬には九尺ふじが見ごろを迎え、毎年5月5日には「九尺ふじまつり」が開催されるほか、春の桜、秋の紅葉などが楽しめます。

太古の生きもの館は、約1億1000万年前の地層である篠山層群から見つかった恐竜やほ乳類化石等の見学ができる体験学習施設です。併設されている「太古の生きもの市民研究所」では、地層や化石の調査風景を見学できます。そして、太古の生きもの館へ通じる通路の南側の斜面では、篠山層群の露出した部分を観察するスペースがあります。はるか昔に篠山の地で生きていた太古の生き物について知ることが出来るスポットです。

青山歴史村は、篠山藩主青山家の別邸であった「桂園舎」と呼ばれた建物を中心にして、3棟の土蔵と長屋門から成っています。建物内部には江戸の時代漢学書関係の版木1200余枚、篠山藩に関する文書、青山家ゆかりの品々などが展示されています。江戸の文化や生活感を体感できるスポットです。青山歴史村内にある丹波デカンショ館は、デカンショ節を通して日本遺産に認定された丹波篠山の文化財や見どころの情報を発信しています。

「兵庫県ささやまの森公園」は東京ドーム約54個分の面積に及ぶ広大な里山公園です。10の散策路があり、四季折々の森の風景を楽しむことが出来ます。公園内には日本固有種のアオガエルをはじめ、様々な種類の動植物が生息しています。公園の豊かな自然を生かした体験プログラムも各種開催されています（要予約）。丹波篠山の美しい里山の自然を五感で感じてリフレッシュしませんか。