兵庫県内で初認定。宍粟市には3つの認定セラピーロードがスタンバイ!
ストレス社会で注目を集めている「森林セラピー」。
森林浴を一段進め、医学的な裏付けのある森林浴効果のあるセラピーのことを、「森林セラピー」と言います。具体的には、ココロとカラダの健康アップを目的に、森の中で、ウォーキングや運動、ライフスタイル指導などを行います。
そして、「森林セラピー」を行うのに適していると、森林医学面で専門家に実証され、自然や施設面での条件が整っているとされる森が「森林セラピー基地」です。
宍粟市には、兵庫県で初めて、NPO法人森林セラピーソサエティに認定された「森林セラピー基地」があります。
宍粟市は、面積の約9割を森林が占め、標高1000mを超える山々がそびえ、美しい清流や渓谷、滝などがある自然豊かな地域。
2015年に、赤西(あかさい)セラピーロードと、国見の森セラピーロードの2コースが「森林セラピー基地」に認定され、今年2019年4月には東山セラピーロードも追加認定されました。
各セラピーロードを少しご紹介すると、
赤西森林セラピーロードは、中国自動車道山崎ICから車で50分ほどの場所。氷ノ山後山那岐山国定公園内に位置し、「ひょうごの森100選」の赤西渓谷を眺めることができます。波賀森林鉄道やたたら場跡などの遺構が残っています。
▲ 赤谷渓谷
国見の森セラピーロードは、中国自動車道山崎ICから車で約5分とアクセスが便利。国見山を含むふるさとの森公園の中にあります。公園から山頂まで約20分の旅が楽しめる無料のミニモノレールが人気で、眼下に広がる雄大な自然がゆっくり眺められます。遊歩道も整備されているので、気軽にハイキングや自然観察が楽しめます。
▲ ミニモノレール
▲ 山頂
今年認定されたばかりの東山セラピーロードは、中国自動車道山崎ICから車で30分ほど。「フォレストステーション波賀」の施設内にある遊歩道を利用したロードなので、階段などが整備されていて、体力に自信のない人でも気軽に森林セラピーに挑戦できます。標高が高く、街並みや田園風景が一望できるのも魅力。秋の紅葉もとってもキレイです。
しかも、ロードが位置する「フォレストステーション波賀」は宿泊施設で、露天風呂付きの温泉もあるんです。
森林セラピー後に入る温泉は、まさに癒しの仕上げという感じで至福の時間です。
セラピーロードを歩き、森の空気を深呼吸して、豊かな景色に身を置くだけで十分にココロとカラダが癒されますが、3つのセラピーロードでは、本格的な森林セラピーを受けることができます(2週間前までに要予約)。
森林セラピーガイドがつき、健康チェックやセラピー弁当の昼食もセットになっていて、所要時間は約4時間。ガイド1名につき8名までOKで、料金は、2名なら一人7000円、4~6名なら一人4500円と人数によって異なります。
セラピーでは、ハンモックに寝そべってリラックスしたり、森林マットでストレッチをして体をほぐしたり、森の瑞々しい空気を深したり、自分のココロとカラダが喜ぶことをするのが、一番いいと思います。
森林セラピーは、
じっくりゆっくりココロとカラダを内側から癒す休日という感じですよ。
お問い合わせ:
公益財団法人 しそう森林王国観光協会
TEL:0790-64-0923
宍粟市山崎町上比地374
http://shiso-therapy.jp/
【HYOGO!ナビ WEBサイト 関連ページ】
◇ 宍粟市のスポット情報はこちら
アウトドア