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走って、食べて、体験して。ツーリング女子がおすすめする西播磨旅

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私がレポートします!

稿
YUCCO
女性
埼玉県
バイク、旅、歌、楽器
動画クリエイター。バイク×旅をテーマに、リアルな旅の様子とともに各地の観光・絶景・グルメ情報などをお届けしています。
▶Youtube「ゆっこバイクTV」youtube.com/c/YUCCO-BIKE-TV

埼玉からのロングツーリング!
今回は、デスティネーションキャンペーンで盛り上がっている兵庫県を数日かけて巡ってきました。
中でも歴史・自然・食・体験と魅力あふれるスポット満載の播磨エリアから、おすすめをピックアップしてご紹介します!

《目次》
・須濱神社
・壱枚乃絵 海辺のテラスカフェ
・潮彩きらら祥吉
・アマミテラス
・家島
・海の見えるカフェ「スコット」
・家島神社
・焼肉 炉端でみせ


◆パワースポット 須濱神社
「池の上に建つ神社」という幻想的なロケーションから、フォトジェニックなスポットとしてSNSで話題を呼んでいる須濱神社。

元和3年(1617)林田藩祖・建部政長が築造したのが始まりで、現社殿は昭和59年(1984)に再建。美しい水の神様、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が祀られています。



水上にポツンと佇むその姿は、兵庫のモン・サン=ミシェルといっても過言ではない。
社殿へと誘われるように水上の一本道を渡り、鳥居の前に着いた瞬間、ひんやりとした空気に変わったのがハッキリと分かりました。



360°水に囲まれ、心地の良い風が吹き抜けます。



実はこの時けっこうな雨が降っていたのですが、お参りを終えてふと空を見ると・・・
「あれ、晴れてる?」
さっきまでの雨が嘘のように、眩しい光が差し込んできました。
これってもしかして神様が歓迎してくれた合図かな?



パワースポットと云われる所以が何となく分かったような、清々しくも独特な世界観のある神社でした。
そして、ライダーにはたまらないクネクネ道、国道250線・はりまシーサイドロード。



瀬戸内海の絶景を横目に、適度なRを描く爽やかなワインディングロードです。
そんなはりまシーサイドロードの途中に、素敵なオーシャンビューカフェが!

◆壱枚乃絵海辺のテラスカフェ
たつの市にある「自家焙煎珈琲 壱枚乃絵」の姉妹店で、2021年11月にOPEN。





おすすめはテラス席!
特に最前のソファー席は、思わずダイブしてしまいたくなるほど海が目の前に迫っています。
この日はあいにくの曇り空でしたが、晴れたら水面がキラキラしてとっても綺麗なんだろうなぁ。



自家製はちみつレモンを使用したレモネードソーダ。
すっきり爽やかな甘みが口いっぱいに広がります。



女子友、ファミリー、カップルと次々とお客さんが入れ替わり、お店の人気ぶりがうかがえました。
ドリンクやスイーツだけでなく、パスタやハンバーグなどのフードメニューも美味しそうだったので、次回はランチで利用してみたいな。

◆絶景旅館 潮彩きらら祥吉
「よみがえりの湯」という異名をもつ赤穂温泉。
20倍に希釈しても温泉成分を保つほど高濃度な成分が含まれており、療養泉として古くから多くの人に親しまれています。



そんな赤穂温泉街の一角に佇む絶景旅館がこちら!





客室からも瀬戸内海がドドーンと見渡せます。
さらに地下へ降り、予約していた貸切温泉の扉を開けると、思わず声をあげてしまうほど開放的な空間が広がっていました。





まさにインフィニティ!まるで瀬戸内海に浸かっているかのような感覚です。
聴こえてくるのは源泉のちょろちょろ音と、波の音だけ。最高のヒーリングミュージック。

赤穂温泉は塩やミネラルを豊富に含んでいる天然ソルトバスなので、身体の芯から温まってお肌もつるつるになりますよ♪

そして、温泉のあとはお待ちかねの夕食!
新鮮な海の幸が味わえる「夏会席」をいただきました。
中でもイチオシなのが、蒸し鮑の肝フォンデュ。





肝というと独特の臭みや苦味があるイメージですよね。実は私、肝の類が苦手でして、恐る恐るディップして口に運んでみたのですが・・・何という事でしょう。
驚くほどクセがなく、あまりの美味しさに感動してしまいました。

蒸しアワビのぷりぷり食感と、ほんのり甘みを感じる濃厚肝ソースが絶妙にマッチ!お見事です!

お次は、鱧と蛸の絡み合いしゃぶしゃぶ



瀬戸内名物のハモ、タコをあっさり御出汁にしゃぶしゃぶしていただきます。
湯にくぐらせる事で身が引き締まって旨味が凝縮され、素材の美味しさが際立ちます。





ハモは栄養価が高く、夏バテ防止や疲労回復、美容にも効果があります。
美味しいだけでなくカラダにも嬉しい潮彩きらら祥吉さんのお食事、ぜひ味わってみてくださいね。

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◆「赤穂の天塩」で有名な赤穂化成が運営するワークショップカフェ、アマミテラス



鳥居の先に瀬戸内海の大パノラマが広がる絶景スポット、伊和都比売(いわつひめ)神社の境内という崇高なロケーションに店舗を構えています。



今回は塩のプロによるレクチャーのもと、塩作りを体験!
鍋に海水を投入し、火力を調整しながらゆっくり煮詰めていくと、塩の結晶が現れてきました。



塩ってとっても身近な食材だけど、結晶を見たのは初めてかも!
時間が経つにつれ、人によって塩の粒や質感にバラつきが出てきて、塩作りって繊細な作業なんだなぁと実感しました。

完成した塩がコチラ!



プレーン塩・ワイン塩・抹茶塩の三種類。とっても鮮やかで気分が上がりますね〜!
ワイン塩はお肉、抹茶塩は天ぷらなど、料理によって塩を使い分けると普段の食事がぐっと美味しく楽しくなりそう。



最後はグラスの縁に出来たての塩を塗って、グレープフルーツジュースをトニックウォーターで割ったノンアルカクテルで乾杯!
色々なアレンジを交えての体験で、塩の魅力や美味しさを知ってもらおうというお店の思いが伝わってきました。
赤穂ならではのお土産と思い出作りにおすすめのお店です。

 

◆家島
地元の人でさえ知らない人もいるという、超マイナーな観光スポットが姫路市にあるのです。
姫路港から高速船(片道¥1,000)で約30分のところにある、その名も「家島」。



家島諸島は大小44の島で構成されており、そのうち人が住んでいるのは4島のみ。
今回訪れたのは、約2,200人の島民が暮らしている家島本島です。

島内は軽自動車でも運転が難しいほどの狭い道や、急勾配な坂が多いのが特徴。
そのため細い路地裏に家屋や商店がひしめき合うように建ち並んでおり、その街並みは何ともノスタルジック。





観光の足としてレンタルできるのはこの2つ。
・電動アシスト付き自転車
・電気三輪自動車Like-T3(要普通自動車免許)





電気三輪自動車は1台しかないとの事で、既に先客が予約済み。というわけで今回は自転車でレッツゴー。

◆海の見えるカフェ「スコット」
家島の食材を使った、こだわりのカフェメニューを提供しているお店です。
カウンター席では家島の海を眺めながらまったりと過ごす事ができます。



この日は猛暑だったので、「家島塩レモネード」で塩分補給。
大きい塩の塊がガツンと乗っているのですが、レモネードと混ざった時の甘じょっぱさが堪らない!

◆パワースポット家島神社
2700年の歴史があるとされる、家島を代表するスポット。
延喜式神名帳に名神大社として記されている、兵庫県の中でもかなり格式高い神社です。





島内で唯一現存する原生林の中に鎮座しており、森林が鬱蒼と生い茂って神秘的な雰囲気に包まれています。



参道の途中、木々の隙間から見える海景色は美しくも荘厳です。



◆焼肉・炉端でみせ
お腹が空いたな〜と思いながら路地裏を歩いていると、住宅街に突如現れた焼肉屋さん。



「1人なんですけど大丈夫ですか?」と尋ねると「どうぞどうぞ、ゆっくりしていってね」と、突然やってきた島外の人間を温かい笑顔で迎え入れてくれました。

そして驚いたのがお肉の美味しさ。



焼肉にはちょいとうるさい私ですが、どのお肉も柔らかく、完璧な脂の乗り具合!



カツオのたたき。店員さんのおすすめは、皮の部分を網で少し炙って食べる。



うーん、香ばしくて美味しい!

思いがけずこんな美味しい焼肉屋さんに出会えて幸せ。お店の人も最後まで気さくに話しかけてくれて、お腹も心も満タンで帰りの船乗り場へと向かったのでした。



島全体はとても静かですが、海水浴をする子供や、街角で立ち話をするおばちゃん、郵便屋さん、港まで家族を迎えにきた人の姿など、所々に「島の暮らし」を感じ侘しさなどは全くありません。

古き良き昭和の時代にタイムスリップしたような、島の穏やかな日常に溶け込んでいるこの何でもない時間こそが、家島の最大の魅力なのではないでしょうか。

 

▼今回巡ったYouTuberゆっこバイクTV▼


DATE============

須濱神社
〒679-4204 兵庫県姫路市林田町中構344

壱枚乃絵海辺のテラスカフェ
〒678-0221 兵庫県赤穂市尾崎 丸山2300-3
【営業時間】9:00-17:00
【定休日】水曜日
【TEL】0791-56-6028
【HP】http://www.fiac.co.jp/seaichimai/


潮彩きらら 祥吉

〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎2−8
【TEL】079-336-1000
【HP】https://www.ako-syokichi.com/


AMAMI TERRACE

〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎2−1 伊和都比売神社 境内
【営業時間】10:00~17:00(L.O 16:00)
【定休日】不定休
【TEL】0791-42-4140
【HP】https://web.ako-kasei.co.jp/amamiterrace/


海の見えるカフェスコット

〒672-0101 兵庫県姫路市家島町真浦522−43 2階
【定休日】金曜日、毎月第3木曜日
【HP】https://ieshimacon.com/cafe


家島神社

〒672-0102 兵庫県姫路市家島町宮1

焼肉・炉端でみせ
〒672-0101 兵庫県姫路市家島町真浦622
【定休日】月曜日
【TEL】079-325-1206

 

神戸・姫路デジタルパス(※発売期間:2023年9月30日まで)

 

JRひょうご乗り放題パス(※発売期間:2023年9月23日まで)

 

兵庫テロワール旅~テロワール賞品をプレゼント!
詳しくはこちら:https://www.hyogo-tourism.jp/terroir/lab/

 

 

Instagramで専用ハッシュタグ「#兵庫テロワール旅」が付いた投稿の中から、lab.事務局が「これぞテロワール!」と感じた投稿を毎週1件程度公式アカウントにリポスト(再投稿)。公式アカウントにてリポストされた回数(3回、5回、7回)に応じて、もれなくテロワール賞品をプレゼントします。是非ご投稿ください。※事務局よりDMにてプレゼントの送付についてご連絡させていただきます。

 

投稿コメント

  • Masaki

    2023年09月26日 22:05 PM

    兵庫県といえば神戸と姫路城というイメージだけど、ゆっこさんのバイク旅の動画はそれ以外の魅力に溢れた場所をいつも教えてくれるから嬉しいです。
    ホントに行きたくなりますよね〜☺️

  • 古口正文

    2023年09月27日 06:45 AM

    情報も満載で的確な写真、早速行きたくなりました。素敵な情報ありがとうございました。

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