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本をひらく、世界がひらく 〜子どもたちが命の大切さを学び、豊かな感性と創造力を育む場所を創る〜 建築家 安藤忠雄氏寄付 -こども本の森 神戸 KOBE Children’s Book Forest -

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私がレポートします!

稿
Tourist Information English Desk
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20代
兵庫県
海外旅行
Tourist Information Desk(ツーリストインフォメーションデスク)は、兵庫県の魅力を皆様に発信する専門スタッフです!(o^∇^o)ノ
私は英語担当として、英語圏のお客様に兵庫県の観光を案内しています。外国人目線でひょうごの魅力を発信しています。

2022年3月25日、港町神戸に、建築家・安藤忠雄さんの寄付により、こどものための施設「こども本の森 神戸」が誕生しました!

 

外観はこちら!

 

南向き、広々としたデッキと前面ガラス張りの2階建ては、自然光がたっぷり入り、安藤忠雄建築らしさと子どもたちに寄り添うデザインで、入る前からワクワクします!

「こども本の森 神戸」があるのは、三宮駅からフラワーロードをまっすぐ海側へ徒歩で約10分。

 

 

1995年1月17日未明に発生した阪神・淡路大震災の慰霊と復興のモニュメントが設置されており、震災の記憶を継承するため、毎年1月17日には、「阪神淡路大震災1.17のつどい」が開催されている東遊園地が隣接しています。

 

 

「1995年の大震災で破滅的な被害を受けながらも、人々の頑張りで復興し、美しい街並を取り戻した神戸のまちに、自由に活字文化に触れることのできる、子どものための施設を作ってはどうかと考えました。」(公式HPより 安藤忠雄氏 メッセージ抜粋)という安藤忠雄さんの思いで、この場所に誕生しました。

 

 

また、名誉館長には1999年以降、阪神・淡路大震災の関連行事で詩の朗読をボランティアで行うなど、神戸にはゆかりが深い女優・竹下景子さんが就任され、就任式では神戸の自然や食、人など街の魅力を話されています。

 

 

例年12月にはルミナリエも開催され、神戸の人々にとって、とても大切な場所の東遊園地。その場所に建てられた「こども 本の森 神戸」では、5つのコンセプトを大事にしています。


① 命の大切さと震災の教訓の継承

② 公園の自然の中から生まれる好奇心

③ 自由な空間と体験で育む創造力

④ 神戸の歴史・文化との出会い

⑤ 世代間とウォーターフロントへのつながり

 

入館すると、本が天井までずらり!六甲山の木材が使用されている棚は、香りが良い!

 

 

キッズの目線からすれば、それこそ絵本に出てくるような巨大な本の館に違いありません。本は表紙が見えるように展示されていたり、一見気が付きそうにない引き出しにも!

子どもたちの好奇心をくすぐる工夫が至る所に施されていて、「森」を歩いて探検するようにお気に入りの一冊を見つけてもらいたいという安藤さんの思いがデザインに表現されています。

 

 

6段目から上の本は固定されていて、深度7にも耐えられる免震対策がなされています。

現在図書館に所蔵されているので1万8,000冊で、将来的には2万5,000冊まで考えているそう!

 

 

館内では、15のテーマに分けて本たちが並べられていて、子どもたちが自分の興味を探るのにはとても良い環境です。また、天気の良い日には本を外に持ち出して公園やウッドデッキで読むことも。

 

 

まずロビー部分を進むと最初に目に入ってくるのが「青いリンゴ」

 

 

そう、兵庫県立美術館にもあるこのモニュメントは安藤忠雄さんの好きなサミュエル・ウルマンの詩「青春」を表しています。

兵庫県立美術館は、安藤忠雄さんが建築した美術館で、「GUTAI」という現代アートが代表的に展示されています。ANDO GALLERYへも足を運んでみてくださいね。

 

 

1階の奥にある「休憩室」

 

 

3階までの吹き抜けとなっていて、少しひんやりしているこの空間には、教会で使われるチャーチチェアが4脚。週替わりでスタッフの方が本を選んで置いているそう。自然と静かに本を読むことができる、「こども本の森 神戸」の特徴的空間の一つです。

 

 

「子ども 本の森」というだけあって、親子で本を読んだり、赤ちゃん向けの本や妊娠中のお母さんが楽しめる空間があります。授乳室の奥には、港町神戸らしい海の絵が。

 

 

安藤忠雄さん寄贈だそうで、「ケースに入れなくても良い、子どもが破ったら、その時はその時や」と太っ腹な発言をされていたそう。

将来は、この絵のように船で瀬戸内海をめぐる移動図書館ができるかもしれませんね。

 

 

当面のあいだ、新型コロナウイルス感染症拡大防止および混雑が予想されるため、入館は事前予約・時間入れ替え制となっており、各回90分間の入れ替え制で、30分間の消毒が行われています。予約は公式サイトから可能で、平日の15:30〜が狙い目だそうですよ!

 

 

今回、館内をご案内下さった森川 美紀子館長。

ご自身が幼い頃から本が大好きだったそうで、「本を読むことによって世界が広がる。自転車に乗ることや水泳と同じで、本を読む楽しさは一生忘れないと思う。好奇心・感受性を伸ばす工夫や学びがある場所なので、ぜひ気軽に訪れて、小さい頃から読書に親しんでほしい」と、皆さんの来館を楽しみにしておられました。

 

絵本、図鑑、文学、画集、外国語の本。好奇心にあふれたまなざしと小さな手で
ようやく見つけた“自分だけの一冊”。「こども本の森 神戸」は対象年齢にしばられず
自由に本とふれあえる、こどものための文化施設です。

ぜひ、お気に入りの一冊を見つけに、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

DATA
こども本の森 神戸
【住所】兵庫県神戸市中央区加納町6丁目1-1

【開館時間】9:30~17:00
【休館日】月曜日 (祝日の場合は開館、翌平日が休館)

【電話】078-325-1125
【お問合せ】info@kodomohonnomori-kobe.jp

【公式ウェブサイト】https://kodomohonnomori-kobe.jp

 

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掲載日:令和4年5月2日    

投稿コメント

  • 西ちさ

    2023年09月18日 08:35 AM

    令和5年9月。故郷の神戸へ、念願の予約が叶いまして伺います。
    ふだんは、書店やネットで本や絵本をみつけて、まずは図書館リサーチ、所蔵あれば借りるというルーティンですが、どうやらココは逆で、図書館で見つけて書店へ行く、と、そんな気がしてしています。

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