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山田錦と宮水、六甲おろし、
そして杜氏の手が生むコクのある酒・灘の生一本。




日本でも屈指の日本酒の名産地・灘五郷。「灘の生一本」で知られる灘五郷で造られる酒の源は、酒造に適した酒米「山田錦」と、天保時代に発見された「宮水」が素になっています。播州平野で育まれた大粒の「山田錦」は、上質なミネラル水「宮水」とよくなじみ、豊かな味わいを生み出します。

質のよい材料に加え、六甲山系から吹き下ろす冷たい風「六甲おろし」の酒造りに適した気候と、伝統の技で愛情と手間暇を掛けて仕込む「杜氏(酒造りの頭領)」という存在が、さらに旨い酒を造りだす秘密。その4つの要素が組合わさってはじめて、強いコシとコクを持つ「灘の銘酒」が生まれます。

辛口で荒々しい灘五郷の新酒が、
秋には円熟味を増して旨さが極まる
「灘五郷」と呼ばれる現在のエリアは、「今津郷」「西宮郷」「魚崎郷」「御影郷」「西郷」の5カ所。約30軒の蔵元が集まり、杜氏を中心に酒造りに取り組んでいます。杜氏とは酒造りの責任者のことで、その責任は非常に重く、積み重ねた経験と独自の技で酒の味を決めます。杜氏には丹波や但馬など、県内出身者が多いのも特徴です。風土や土地の味をよく知る杜氏が、蔵ごとに競い合った結果、灘の銘酒が生まれます。

灘の新酒は辛口で舌触りが荒らしいため、「男酒」と呼ばれています。夏を越し、秋になれば熟成が増した「秋晴れ」という、さらに調和のとれた、深い味わいへと変化します。

灘五郷のお酒
【今津郷】大関・扇正宗・金鹿
【西宮郷】日本盛・灘自慢・喜一・金鷹・白鷹・白鹿・灘一・賓娘・島美人・徳若
【魚崎郷】道灌・松竹梅・浜福鶴・櫻正宗
【御影郷】白鶴・菊正宗・剣菱・戎面・瀧鯉・福寿・灘泉・泉正宗・大黒正宗
【西 郷】沢の鶴・富久娘・金盃
(問)灘五郷酒造組合 神戸市東灘区御影本町6-1-9 TEL.078-841-1101


代々受け継がれてきた
「但馬杜氏」「丹波杜氏」の伝統の技
但馬・丹波地域では冬の農閑期に働き場所を求め、出稼ぎとして、全国各地に酒造りに出かけました。杜氏(とうじ)とは酒造りの最高責任者のことで、酒造りは杜氏・蔵人(くらびと)のグループが、新米の刈り入れの終わる10月頃から翌年の春まで、約6〜7カ月の間、家を離れ、酒造会社の蔵元に泊まり込んで行われます。蔵によって人数は異なりますが、数人から20人程度の蔵人がチームを作り、杜氏の指導のもとで酒造りの作業をします。「一蔵一杜氏」といわれるように、杜氏の数だけ酒の種類があると言われています。
 
「但馬杜氏」「丹波杜氏」は全国でも腕利きの職人集団で、灘五郷をはじめ全国の蔵元で活躍しています。最盛期には数千人もの人々が酒造りに出ていました。但馬・丹波の人は、慎重で誠実、質素にも耐えて思いやりがあり、粘り強い精神力があるとされ、酒造りに向いていると言われています。地域の風土や長年の知識と技術の蓄積が今日の名杜氏を生み出しました。





●ひょうごをぐるりと飲み比べ
豊富な自然と山田錦の産地である兵庫県。日本酒は地域の食と深い関係にあり、その土地の美味しい食材をより一層引き立てるのが土地でじっくりと造られた地元の蔵元の銘酒の数々。兵庫県内のお酒を巡る旅へと出かけてみませんか!
>>兵庫県酒造組合連合会ホームページ

●お酒の資料館を体験しよう!!
兵庫県内には灘をはじめ、日本酒の歴史が学べたり、蔵見学や試飲コーナーなどがある資料館を本社や工場に併設している蔵元がたくさんあります。下記の「ひょうごの産業ツーリズムへようこそ!」でも検索できます。
>>ひょうごの産業ツーリズムへようこそ!ホームページ

*未成年者の飲酒は法律で禁止されています。 *飲酒運転は法律で禁止されています。
*妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。飲酒は適量をたのしく。