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源平ゆかりの地花味歩
神戸市須磨区
須磨区の山々(KOBE TOMさんのHPから転載)
須磨区の山々
鉢伏山〜旗振山〜鉄拐山〜高倉山〜栂尾山〜横尾山〜東山〜高取山

六甲山系の山々が迫り、瀬戸内海に面した街、神戸。12世紀末に源平の戦いの舞台になったことは平家物語によって知られています。その神戸の、山と海の間が最も迫ったところにある 須磨区は、万葉の昔から風光明媚の地として知られていたようです。今回は、山歩きや海遊びを身近に感じながら、歴史を訪ねて歩くのに最適なその須磨区に、歩きどころ、花どころ、味どころを訪ねます。


歩きどころ
[ゆかりの史跡を訪ねるウォーキングコース]
山陽電鉄・市営地下鉄板宿駅 → 勝福寺 → 離宮公園 → 須磨寺 → おらが山 → 一の谷公園 → 須磨浦公園 → 敦盛塚
源平ゆかりの史跡を訪ねるこのコースは、一部山歩きを含む、全行程10km。須磨区まちづくり推進課企画の区民ウォークのコースとなっているところです。ウォーキングそのものを楽しみながら源平ゆかりの地を訪ねるのにお奨めのコースですが、全体を歩きとおすのはちょっと …という方は、それぞれにご紹介している交通機関を利用して、ポイントポイント毎に周辺をゆっくり歩いてみることもお奨めです。

板宿駅周辺
山陽電車板宿駅は、地下鉄板宿駅とともに地下駅です。両駅間の乗り換えはきわめて便利で、地上へは階段以外にエレベータ設備もあり、階段が使えない方への配慮もされています。周辺は、道路交通の要所であり、 神戸市バスで、JRの兵庫駅(8系統)神戸駅(11系統)、新長田駅(5系統)各駅に繋がっています。ちなみに、この5系統を新長田駅とは逆方向(若草町または地下鉄妙法寺駅行き) に乗ると、禅昌寺、那須与一の墓のある那須神社、妙法寺、車大歳神社を訪れるのに便利です。ただし、この5系統が通る県道神戸三木線は細くて曲がりくねっている上、近辺には他に南北に抜ける道が無い ため車の交通量が多く、時間帯によっては渋滞もしばしばです。歩道も十分には確保されていないので、車道沿いをゆっくり歩く、という雰囲気でないのが残念です。しかし、バスが進むにつれて、奥妙法寺のあたりでしょうか、一瞬、深い山の中に分け入っていくような錯覚を覚えます。以前はまさしくそのような道だったのでしょう。

勝福寺 山陽電鉄・地下鉄板宿駅下車北西徒歩15分
神戸市須磨区大手町9-1   TEL:078-731-1253
離宮公園 JR「須磨駅」より市バス75系統妙法寺駅前行「離宮公園前」下車すぐ
神戸市須磨区東須磨1-1  TEL:078-732-6688
須磨寺 神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
TEL:078-731-0416(代) FAX:078-731-6859
テレホン法話:078-732-5800
須磨寺源平ゆかりの須磨寺は、 886(仁和2)年に建立の、真言宗須磨寺派の大本山。国宝級の文化財を所蔵し、博物館のようなお寺といった印象を受けるほど、いろんな展示物があります。 いったん途絶えかけた須磨琴の伝統をよみがえらせてその保存を続けている須磨琴保存会があるのもここ 、須磨寺です。須磨寺は須磨のお大師さんとして親しまれ、毎月20日、21日のお大師さんの日には、一日二万人を超える参拝客が訪れることもあります。また、毎月第一 日曜日には古道具屋が出店する蚤(のみ)の市で賑わいます。門前にある須磨寺商店街も歩きどころの一部に加えたいところ。名高い 須磨寺大池のそばには天然温泉須磨温泉があり、日帰りで入浴できるホテルもあります。須磨離宮公園はそこから5分のところにあるので、入浴後、夜8時までの夜間開園を利用して離宮公園を訪れると、涼しく気持ちのよい夕刻を楽しむことができます。
おらが山 地元の人がそう呼ぶのは高倉山(427m)で、上には茶屋があり、休憩・昼食をとることができます。
一の谷公園 一の谷の合戦を有名にした、あの義経の有名な「鵯越の逆(坂)落とし」が、一の谷の背後、鉄拐山(てっかいさん)の東南の斜面で行われたと言われています。 しかし、同じ神戸市の北区鵯越(ひよどりごえ)がその地名のとおり、逆落としの場所であるという説もあります。
須磨浦公園 桜の名所としても知られる須磨浦公園は、山陽電車須磨浦公園駅下車。または、 JR須磨駅から北へ、国道2号線を越えてすぐです。一帯が合戦の舞台となったこの公園には、 戦の浜碑や敦盛塚があります。また与謝蕪村や、松尾芭蕉、正岡子規、高浜虚子師弟をそれぞれの句碑等、数多くの史跡を見ることができます。またロープウェイとカーレーターを乗り継いで鉢伏山上へ登ると、明石海峡大橋や淡路島が目の前に広がり、桜のころには感激が倍増します。

神戸市須磨区一の谷5-3-2  TEL:078-731-2520
敦盛塚 源氏の大将熊谷直実に討たれた平敦盛の首塚で、3.95メートルの五輪の石塔です。大正時代には、子供の病気の神様として参拝されました。


花どころ
明光寺(萩の寺)山陽電鉄板宿駅から市バス妙法寺行き那須神社下車
神戸市須磨区妙法寺字岡775
境内に約5百株の萩がある。一株から赤と白の花が咲く源平萩がある。(9月上旬)
紅葉 禅昌寺(雀のお宿)板宿駅から北へ約1キロ、徒歩10分。または市バス5系統禅昌寺下車すぐ。
神戸市須磨区禅昌寺町2
TEL:078-732-2590 本堂奥の開山堂の入り口付近に8000本前後の紅葉
須磨浦公園一帯に咲く桜は圧巻です。また、須磨公園の一角である旗振山一帯は山上の梅林を始め、四季折々の花が咲き競っています。ここの梅林は必見。


須磨寺を訪問したときには、須磨寺前商店街をゆっくり歩いてみてください。おからのおすしを食べさせてくれるおすし屋さんがあります。たびたび取材を受けるおすし屋さんもあり、卯の花寿司や、焼きたてのあなごを使った押し寿司、卵やあなごがたっぷり入った巻きずしがなかなか評判がいいようです。そば、うどん好きにもよいお店があります。のぞいてみて下さい。それに、 創業百二十年の老舗のもち・和菓子のお店では、できたての三色団子が並んでいて、甘いもの好きには堪えられません。ところで、 盛神堂本舗(須磨寺町1-9-19 TEL:078-731-0586)は、 指定観光名産品協会の会員です。是非、お立ち寄りを。須磨の磯がお奨めです。 卯の花寿司
(写真;M.NakanishiさんHP
「桜の須磨桜の須磨寺界隈
探訪アルバム」 から転載)
山陽電鉄月見山駅やJR須磨駅の近辺に行くと、鶏料理の老舗もあります。 上質の鳥肉を紀州備長炭で焼き上げ、 110年守り続けた秘伝のたれで賞味できるのだとか。ビーフの好きな方には、神戸牛のなかでもA5と呼ばれる特級クラスの肉のみを扱う 肉料理専門店があります。行かれた方、ぜひ、感想をmailまでお知らせ下さい。
今回紹介できなかった須磨区の歩きどころは他にもたくさんあります。特に区民ウォークについてもっと知りたい方は、須磨区まちづくり振興課へお問合せください。
須磨区役所 TEL:078-731-4341(代)

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