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のんびり、ささやま花味歩
神戸から電車で約1時間半。そこから、バスにゆられて約15分。移り行く山々の風景を楽しみながら、丹波篠山へと向かいました。丹波篠山は、素朴で情緒あふれる町。歴史を感じながら、ゆったりとした時間の流れを楽しむ散策はいかがですか。
大正ロマン館(たいしょうろまんかん)
旅のはじまりは、観光案内所から。
大正ロマン館は大正12年4月に建てられたもと篠山町役場の庁舎で、平成4年の新庁舎の完成に伴いその役目を終え、現在は観光案内所として保存活用されています。
各施設の情報・案内の他、レンタサイクルの貸し出しも行っています。お天気のいい日はレンタサイクルで少し足をのばしてみるのもいいですね。
大正ロマン館
モダンな洋風造りの館内では、地元特産物を使った定食や甘さひかえめな黒豆ソフトなどが味わえる「ろまんてい」や丹波篠山の特産物や銘菓などが揃う特産品コーナーもあり、観光の拠点として利用されています。
[レンタサイクル] 400円(3時間まで)、600円(1日まで)  ※保証金 1000円
[住所] 篠山市北新町97    [お問い合わせ] TEL:079-552-3380(観光案内所)
篠山城跡と大書院(ささやまじょうあととおおしょいん)
大書院入口 大正ロマン館で準備を整え、一息ついたらまず向かうのは篠山の中心、篠山城跡・大書院です。
大正ロマン館から歩いて5分もあれば、すぐたどりつくことができます。
篠山は、この篠山城を中心に、丹波の都として栄えました。
大書院
篠山歩きのスタートにこの城跡を訪れ、その時代の人々や生活に思いをはせながら町歩きをすると、より篠山の歴史と情緒を感じられることでしょう。
篠山城は、1609年、徳川家康の命により1年足らずで築城されました。その建物は取り壊されてしまいましたが、城郭は昔のままであり、春は桜の名所として、多くの人々をあつめています。
美しい曲線の屋根がシンボルの大書院は、約4年の歳月をかけて、約半世紀ぶりに復元されました。
一歩中にはいると、その壮大な木造建築の暖かさに心をいやされます。上段の間、虎の間など8室があり、上段の間には狩野派絵師の障壁画が転用されていて、往時の雰囲気をかもしだしています。
城郭模型や歴史資料を備えた史料館、また、篠山城の歴史背景などを紹介するシアター室もあります。
こちらでは篠山城に関する知識を深めることにしましょう。
[開館時間] 9:00〜17:00(受付は16:30まで)    [休館日] 第1・第3木曜、年末年始
[入場料(大書院)] 大人 400円、高校・大学生 200円、小・中学生 100円 ※4館共通券…大人 600円、高・大生 300円、小・中生 150円
[住所] 篠山市北新町2-3    [お問い合わせ] TEL:079-552-4500
小林家長屋門(こばやしけながやもん)
小林家長屋門 篠山城跡から歩いて約5分、西外壕側の道沿いに茅葺屋根の小林家長屋門(こばやしけながやもん)が建っています。
文化年間(1804〜1818)に、篠山藩第12代藩主青山忠裕がその老女のために修築した屋敷の長屋門で、篠山城下の武家屋敷門を代表する建物です。
安間家史料館(あんまけしりょうかん)
小林家長屋門からすぐ西の通りを歩いていくと、茅葺屋根の武家屋敷、安間家史料館(あんまけしりょうかん)が見えてきます。
篠山藩主青山氏の家臣である安間家の住宅で、入母屋造の曲屋では、安間家に残された古文書や日常に用いられた食器類、家具をはじめ篠山藩ゆかりの武具などが展示されています。
敷地内には土蔵も残っており、当時の生活がそのまま伝わってきます。
安間家史料館
御徒士町武家屋敷群の中で、屋敷の中を見ることができるのが安間家資料館です。展示物だけではなく、外観とは違う内装の雰囲気をぜひ感じてみてください。
[入館時間] 9:00〜16:30    [休館日] 月曜(祝日の場合は翌日)、12/25〜1/1
[入館料] 大人 200円、大・高生 100円、小・中生 50円 ※4館共通券…大人 600円、高・大生 300円、小・中生 150円
[住所] 篠山市西新町95番地    [お問い合わせ] TEL:079-552-6933
御徒士町武家屋敷群(おかちまちぶけやしきぐん)
御徒士町武家屋敷群 安間家史料館を含む篠山城西側の南北約450mの通りに面した屋敷群を御徒士町武家屋敷群(おかちまちぶけやしき)と呼んでいます。
明治維新後にほとんどの屋敷が火災により取り壊されたものの、今なお茅葺屋根の屋敷や門が多数残っています。
当時の面影を残す通りではその歴史的景観に感動し、歩く速度もついつい遅くなってしまいます。
青山歴史村(あおやまれきしむら)
青山歴史村は、篠山城跡からおよそ3分北へ歩いたところにあります。
その玄関となる、立派な長屋門のたたずまいは歴史村の目印であり、見どころです。
ここは、篠山藩の最後の藩主であった青山家の、篠山別邸でした。
歴史村と名づけられている通り、貴重な漢学書版木や狩野派の絵など、江戸時代の歴史と文化を学べる史料が展示されています。
[入館時間] 9:00〜16:30    [休館日] 毎週火曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/25〜1/1)
[入館料] 大人 300円、 大・高生 200円、小・中学生 100円 ※4館共通券…大人 600円、高・大生 300円、小・中生 150円
[住所] 篠山市北新町48     [お問い合わせ] TEL:079-552-0056
特産館ささやま(とくさんかんささやま)
篠山城跡の西側一帯をひととおり歩き回ると、そろそろお昼ご飯が待ち遠しくなる頃です。篠山盆地は、昼と夜の気温差が好条件となり、黒大豆など数多くの良質な農産物を生み出しています。
今回は、篠山市立歴史美術館近くの「特産館ささやま」で、「無文銭弁当」をいただきました。
無文銭弁当 「無文銭弁当」
無文銭とは、篠山にきてから何度も目にした、篠山藩主青山家につたわる家紋であり、この家紋をかたどった無文銭弁当は、特産館ささやま人気の一品です。
季節に応じてつくられるそうですが、今回は黒大豆、栗、篠山肉のたたきなどさまざまおり込まれており、篠山のおいしさをたっぷりと味わうことができました。
[入館時間] 10:00〜18:00    [休館日] 毎週水曜(但し、祝祭日の場合は翌日が休館日)
[住所] 篠山市黒岡70    [お問い合わせ] TEL:079-552-3386
春日神社(かすがじんじゃ)
篠山の旬の味覚を満喫したら、次は木々に囲まれた静かな春日神社をゆっくり散策してみましょう。
篠山春日神社は、876年奈良の春日大社の分霊を今の篠山城跡に勧請したもので、築城の際にこの地へ移されたものです。普段はその様子をみることはできませんが、全国でも珍しい野外能楽殿は有名です。また、迫力満点なのが、絵馬堂に展示されている黒馬の絵です。
昔、丹波の国では、この黒い馬が絵馬から飛び出し暴れまわったという伝説があるのだとか。
春日神社
[住所] 篠山市黒岡75    [お問い合わせ] TEL:079-552-0074
篠山市立歴史美術館(ささやましりつれきしびじゅつかん)
篠山市立歴史美術館 特産館のすぐ隣にある篠山市立歴史美術館は、一見美術館には見えないのですが、それもそのはず、建物は明治24年に建てられた日本で最古の木造の裁判所、篠山地方裁判所で、現在は美術館として保存・利用されています。 
昭和57年に開館した美術館では、旧法廷展示室など裁判所当時の面影を残しつつ、武具や漆芸、絵画のほかに、古代からの文化を物語る埋蔵文化財が展示されています。
また、篠山藩窯(はんよう)として行われた王地山焼(おうじやまやき)も展示されています。ゆっくりと時間が流れる館内では、貴重な明治建築と名品がじっくりと鑑賞できます。
[開館時間] 9:00〜16:30    [休館日] 水曜(祝日の場合は翌日)、12/25〜1/1
[入館料] 大人\300、大・高生\200、中・小生\100 ※4館共通券…大人 600円、高・大生 300円、小・中生 150円
[住所] 篠山市呉服町53    [お問い合わせ] TEL:079-552-0601
ほろ酔い城下蔵(ほろよいじょうかぐら)
篠山市立歴史美術館から2〜3分ですぐ、丹波篠山の酒造の無料見学ができる ほろよい城下蔵があります。
こちらは、丹波杜氏酒造記念館とならび、酒造りに興味のある人なら、外せないスポットです。
江戸期に創業した鳳鳴酒造の建物を開放しており、当時の雰囲気がそのまま見て取れます。
数々の丹波のお酒も販売されており、お酒の試飲も気軽にできます。
ほろ酔い城下蔵
[開館時間] 9:30〜17:00    [定休日] 火曜    [住所] 篠山市呉服町46
[お問い合わせ] TEL:079-552-6338
丹波杜氏酒造記念館(たんばとうじしゅぞうきねんかん)
丹波杜氏酒造記念館 ほろよい城下蔵・歴史美術館から南へ約3分
昔の酒造技術の工程が、酒造用具類や資料をもとに展示されており、酒造工程を簡単に理解できるようになっています。丹波の酒造りの歴史にふれることのできる施設です。
[開館時間] 10:00〜17:00    [入館料] 100円    [休館日] 年末年始    [お問い合わせ] TEL:079-552-0003
王地山負けきらい稲荷(おうじやままけきらいいなり)
桜と紅葉の名所、王地山公園へ足をのばしてみました。紅葉にはまだ少し早かったですが、篠山城跡からは徒歩で約10分の散策にピッタリのコースです。 
公園横にある負けきらい稲荷(王地山稲荷)は、勝利守護の神として信仰があつく、必勝祈願の人々の参詣で賑わいます。 たくさんの鳥居が並ぶ光景が何よりの目印です。
王地山負けきらい稲荷
[住所] 篠山市河原町92    [お問い合わせ] TEL:079-552-0655
王地山陶器所(おうじやまとうきしょ)
王地山焼は、江戸時代末期の文政年間、時の藩主青山忠裕が王地山の地に京焼の陶工欽古堂亀祐を招いて始めた藩窯がその発祥といわれており、中国の青磁、染付、赤絵を主とした磁器窯です。現在でも陶工が藩窯の伝統を守り受け継いでいます。
もっと詳しく王地山焼のことを知りたい方は、王地山公園のそばにある王地山陶器所へ立寄ってみてください。
王地山陶器所では、王地山焼の制作、販売を行っています。
[開館時間] 9:00〜17:00    [休館日] 火曜    [住所] 篠山市河原町431    [お問い合わせ] TEL:079-552-5888
丹波古陶館(たんばことうかん)
情緒あふれる商家群の並びにあり、白い建物がまぶしいのが、丹波古陶館です。
日本六古陶のひとつ、丹波立杭焼の歴史を、ずらっと並べられた品々によって感じることができます。丹波焼の創世期から江戸時代末期までの700年間わたる品々が展示されており、当時の人々の生活変化を感じることができます。
[開館時間] 9:00〜17:00(入館は16:45まで)
[休館日] 月曜(祝日の場合はその翌日)、夏期休館、年末年始(12/25〜1/2)
[入館料] 大人 700円、大高生 500円、小中生:300円 ※能楽資料館との共通券
[住所] 篠山市河原町185    [お問い合わせ] TEL:079-552-2524
能楽資料館(のうがくしりょうかん)
丹波古陶館と能楽資料館の入場は共通です。
丹波古陶館を出て東隣が能楽資料館になっています。
これは、全国で唯一の能楽資料館です。能面、装束、楽器など貴重な品々が展示されています。


[開館時間] 9:00〜17:00(入館は16:45まで)
[休館日] 月曜(祝日の場合はその翌日)、夏期休館、年末年始(12/25〜1/2)
[入館料] 大人 700円、大高生 500円、小中生 300円 ※丹波古陶館との共通券
[住所] 篠山市河原町175    [お問い合わせ] TEL:079-552-3513
河原町妻入り商家群(かわらまちつまいりしょうかぐん)
河原町妻入り商家群・休み処 江戸時代のたたずまいをしのぶことのできる、商家の街並みです。
丹波古陶館、能楽資料館もこの町並みの中にあります。
骨董品店などに目をとめながら、ゆっくりとお土産さがしをするのにお勧めです。ちょっと一息つける場所もありますよ。


[アクセス] 「本篠山」バス停より数分
河原町妻入り商家群
医王寺のラッパイチョウ(いおうじのらっぱいちょう)
医者 少し時間に余裕がある方へぜひおすすめのスポットが医王寺。木々に覆われた寺の中に1本のイチョウの木がたっています。
このイチョウは、ラッパイチョウと言う県指定文化財天然記念物で、推定樹齢300年、樹高約20mだそうです。
ラッパイチョウ
昭和35年に発見されたイチョウの変種で普通の葉に混じってそれぞれの枝ごとにロート状の葉(ラッパ葉)が10%ほどついているそうです。
現在のところ兵庫県内では2例しか発見されていない貴重な木を、目で確かめてください。落ち葉の中にラッパ状の葉が見つかるかもしれませんよ。
場所は、篠山城跡東側の道を南へ直進、5分ほど歩くと監物橋があり、この橋を渡ってすぐ右の道を歩いていくと医王寺に着きます。
◎篠山へのアクセス
  電車…JR「篠山口」より神姫バス    …舞鶴若狭自動車道丹南篠山口I.C.より約10分
◎お問い合わせ
  TEL:079-552-3380(篠山観光案内所)、TEL:079-552-3380(篠山口観光案内所)
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