明石「浜の散歩道」花味歩

歩きどころ
明石市の浜の散歩道は、明石川の西岸から林崎、松江、藤江、屏風ヶ浦、江井ヶ島海水浴場へと 7キロに及ぶ護岸敷を整備した海岸沿いの風光明媚な散歩道。風を切って走るサイクリングにも最適です。中でも見どころが多いのが、中八木駅あたりからのコース。
今回は、爽やかな潮風を感じながら、自然環境や古代のロマン、歴史に思いを馳せ、海辺の景観を楽しむ。そして、心地よい疲れを感じながら、江井ヶ島の地ビールや明石の新鮮な魚介類を味わおうというコースをご紹介します。
また、今回のコースとは逆に、江井ヶ島方面から東進すると、だんだんと大きくなっていく明石海峡大橋が楽しめます。
[おすすめコース]
山陽電鉄中八木駅〜八木海岸(アカウミガメサンクチュアリ)〜屏風ケ浦海岸(アカシゾウ化石発見地〜明石原人腰骨発見地)〜江井ヶ島海水浴場〜江井ヶ島漁港〜西灘酒蔵群〜山陽電鉄西江井ヶ島駅

八木海岸(アカウミガメサンクチュアリ)
林崎から西の海岸では、昔からアカウミガメが上陸することは珍しいことではありませんでしたが、砂浜の減少など環境の変化により長らく上陸が確認できませんでした。
しかし、現在も細々と続いており、なかでも八木海岸は比較的産卵の多いところで、アカウミガメサンクチュアリとして保護されています。
アカウミガメの産卵期は6月から8月。アカウミガメが安心して産卵できるよう、みんなで協力しましょう。
ここで生まれた赤ちゃんが成長してまた戻ってくるのが楽しみです。
八木海岸


屏風ケ浦海岸(アカシゾウ化石発見地・明石原人腰骨発見地)
屏風ヶ浦は、波に洗われた古代の地層が露出して切り立った断層が屏風のように見えるところで、世界で最も古いタイプの象・アカシゾウの化石が発掘されています。かつてこのあたりは大きな湖で、水辺にはアカシゾウなどの動物が住んでいたのでしょう。さらに西へ600メートルの地点では明石原人の腰骨も発見されており、古代のロマンが蘇るエリアです。
このアカシゾウの骨格レプリカや明石原人については、明石市立文化博物館に詳しく展示されています。

明石市立文化博物館:http://www.edi.akashi.hyogo.jp/


江井島海水浴場・江井島漁港
道路沿いに植えられたパームツリーが南国気分を演出する江井ヶ島海水浴場から江井ヶ島漁港へと続きます。
江井ヶ島漁港は、行基が開いた歴史ある港で、「江井ヶ島由来」によると、むかし漁港にエイが入ってきて暴れまわり、漁民が困っていたところ、えらいお坊様がエイに酒を飲ませ、満足したエイが海に帰ったという言い伝えから「江井ヶ島」と呼ばれるようになったといいます。
また、かつて江井ヶ島にあった「魚住の泊」を記念するモニュメントもあります。
江井ヶ島海水浴場


西灘酒蔵群
西灘酒蔵群 江井ヶ島は、東の「灘」に対し、「西灘」と呼ばれる酒どころ。ほんのりと酒の香りが漂い、道の西側には黒い焼板壁の酒蔵群、東側には白壁のモダンなウィスキー蒸留所と東西の酒文化のコントラストもおもしろい。
古い酒蔵を改装した明石江井島酒館の日本徳利博物館や酒蔵資料館では、酒にかかわる珍しい資料を展示。日本徳利博物館には古今東西の徳利約600点が、酒蔵資料館には酒造りの道具類、日用品などが所狭しと並んでおり、日本人の酒文化へのこだわりや美意識を感じることができます。


花どころ
薬師院のボタン (4月下旬〜5月上旬)
江井ヶ島からさらに西、魚住町の薬師院。別名「ぼたん寺」と呼ばれ、1300株のボタンが大輪の花を咲かせます。行基の創建といわれる古刹。

[お問い合わせ]  TEL:078-942-0330
薬師院のボタン


住吉神社のフジ (5月上旬)
大きな藤の古木がつくる薄紫の世界。航海の神を祀る神社で、住吉神社発祥の地といわれています。境内に残る能楽堂では、毎年5月1日に奉納能楽会が催されます。丸山応挙筆の絵馬も有名。

[お問い合わせ]  TEL:078-946-0417

江井ヶ島のオニバス
オニバスは、2m近くにもなる大きな葉や蕾、果実など全身が鋭く硬い刺に覆われており、8月〜9月には赤い花を咲かせます。絶滅危惧種に指定されており、江井ヶ島中学校の西隣の大池、東隣の新池に群落が見られます。池一面の群落は全国でも大池だけ。
明石市は全国的にもため池の多い地域ですが、埋め立てによる減少とともにオニバスの数も減りつづけ、現在では移植などの保全活動が進められています。
ちなみに、八木海岸では、氷河期に絶滅したとみられるアカシオニバスの化石が発見されています。


味どころ
明石江井島酒館
先に紹介した明石江井島酒館には、地ビールレストラン・明石ブルワリー、麺坊はりまや、明石うおのたな寿司が併設されています。
明石地ビールは4種で、どの店でも味わえます。
料理は、明石ブルワリーが、明石の新鮮な魚介類を使ったものから肉料理、パスタなど豊富なメニューを手ごろな価格で。明石焼きもあり。明石うおのたな寿司は回転寿司で、明石の「魚の棚 (うぉんたな)」で仕入れた新鮮なネタが1皿100円〜300円で楽しめます。

明石地ビール:http://akashi-beer.netpricemal.coml

[お問い合わせ]  TEL:078-948-2060 http://www.nagasawa.gr.jp
[お問い合わせ] 明石市商工観光課 TEL:078-918-5018 http://www.city.akashi.hyogo.jp/
  明石観光協会 TEL:078-918-5080 http://www.pure.ne.jp/~akashi/
  山陽電鉄(株) TEL:078-941-6915 http://www.sanyo-railway.co.jp/


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