平成28年 兵庫県知事新春メッセージ

兵庫県知事 : 井戸敏三(ひょうごツーリズム協会会長)

〜 兵庫創生に挑む 〜

 新年あけましておめでとうございます。
 国内では急速な人口減少・少子高齢化、世界では地域紛争が激化する一方で、国境を超えた経済の一体化が進展しています。 内外とも変化の激しい今、兵庫においても、新たな発展の枠組みが求められています。
 昨秋、本県は、5年間の地域創生戦略を策定しました。今後50年で100万人以上の人口減少が見込まれます。  少子化と高齢化も年々進行します。その中でも兵庫が活力を保ち、将来への希望を持てる地域を目指さねばなりません。 それだけに、地域の多様な資源を最大限に活用して、ふるさと兵庫を愛する人々とともに、「安全安心で元気なふるさと兵庫」を創らねばなりません。

 第一は、安全安心の確保。安全こそが県民生活と社会経済活動の基(もとい)です。 ハード・ソフト両面から防災・減災対策を進め、危機に強い地域を創ります。 また、医療、福祉の更なる充実により、安心して暮らし続けられる体制を整えます。
 第二は、多彩な人材が活躍できる社会づくり。女性、若者、高齢者、障害者の一層の社会参加を促します。 そのためにも、子育て環境の整備や、個性を伸ばす教育に努め、県民一人ひとりの自己実現を目指します。
 第三は、活力あふれる地域づくり。 科学技術基盤を活かした新産業の創出、大都市近郊を活かす農林水産業の確立など、産業の競争力強化に取り組みます。 また、高速道路網の整備、広域観光圏の形成などにより、内外との交流の拡大につなげます。

 未来は、私たちの手で変えられる。
 そのため、戦略では、自然増や社会増対策を行うとともに、人口が減る中でも実質的な経済成長を実現するという目標を掲げました。 地域、地域の持つ多様な資源を活かしつつ、兵庫としてのまとまりを発揮する「多様性と連携」を基本に、皆さんと共に挑みます。 「兵庫創生」に向けて、さあスタートを切りましょう。

各地域 資源を活かし連携し めざすは兵庫の新しい展開

井戸敏三